権利擁護事業 

居酒屋 万 塚口店バリアフリーチェック

6月25日(月)に、植木、江口、西、森澤の4人で「居酒屋万塚口店」にバリアフリーチェックに行きました。
アサヒビールからもバリアフリー化プロジェクトを担当されている方が2名来られていました

入口

入口には3p程度の段差が2つありました。




段差が連続してあるとキャスターを上げて段差を越えることが難しくなることを伝えました。

玄関を入るとなだらかなスロープがありました。
幅が充分にあり、内装もきれいで快適に入ることが出来ました。



ここは改装前には石畳状になっており、車椅子では進みにくかったのですが、改装後はこのように誰でも通りやすくなっています。

スロープの奥にはガラス張りの通路があり、そこをU字型にカーブすることで店内に入れます。
しかし、通路の幅が狭く、電動車椅子だとやっとのことでUターン出来るくらいの狭さです。





両側ともガラスなので、電動車椅子の操作が下手な植木はヒヤヒヤしながら通っていました。

店内


カウンター席
カウンター席は椅子が固定されていたり、テーブルが高いことも多いですが、「万」塚口店では、椅子を移動できテーブルの高さもちょうど良かったです。




店員の方が素早く椅子を引いてくれて、スムーズに入ることが出来ました。
ただ、テーブル下のスペースが少し狭く、窮屈な感じがしました。


テーブル席


8人が入れる個室と12人が入れる個室の2つを調査しました。

8人の個室は台形型の部屋になっていて、広い方には手動車椅子と電動車椅子が1台ずつ向かい合わせに座れました。
狭い方は大きめの手動車椅子だと1台がギリギリ入るスペースでした。







テーブルと椅子は自由に動かせるので配置などを工夫すれば3〜4人ぐらいは車椅子ユーザーが使えそうでした。

12人の個室は奥の座席が固定になっているため、手前側の席しか座れませんでしたが、4台の車椅子が入れました。




電動車椅子が入るには、少し狭い感じもしましたが、入口に一番近い席は比較的広く、リクライニングも出来ました。
ちなみに、コンセントも3つあり、呼吸器を付けている人も安心して利用できます。

トイレ




今回の改装で一番のポイントは、車椅子で使えるトイレを作ることだったそうです。
居酒屋では、なかなか車椅子が入れるトイレが無いというのが現状です。
その状況の中で車椅子ユーザーが使えるトイレがあるということは、居酒屋を選ぶ時の大きなポイントになります。



トイレは電動車椅子でも入ることが出来るスペースが確保されていて、中で回転する事も出来ました。
一般的な多目的トイレと比べると手狭な感じはしますが、限られたスペースの中で工夫をされていると思いました。




トイレでの調査では、手すりの長さが短すぎて車椅子から便器に移る時に手すりがつかみにくいなどの問題点があったので、どのような形状の手すりが使いやすいかを話し合いました。
また、ドアの鍵が小さく、手に障害がある場合使えない可能性があったため、はね上げ式の大きな柄がついた鍵をつけた方が誰でも使いやすいトイレになることを提案しました。


バリアフリーチェックが終わったあとは、アサヒビールの担当の方とエクストラコールドを飲みながら意見交換をしました。


アサヒビールの方は、障害当事者とバリアフリーチェックをするのは初めてで、多くの気付きがあったと仰ってました。
調査をした感想や気づいたことから始まり、それぞれがどのような生活を送っているかなど、色々な話をすることができました。
酒好きが集まったので、ビールや焼酎などについての話題でも盛り上がりました。

今回のチェックを活かして更に改善をして、もっと使いやすい店舗にしていくそうです。


 
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