ヒロシの、スタッフになったワケ 
 Entertaiment TOP     ワケTOP    ヒロシのワケ  

人によって大切にしているものは違う。
それによって生き方もずいぶん違ってくるんだと思う。
安定した生活、定職、高い成績、高収入、結婚。

そりゃあ僕にだってたくさん欲しい物があるし、
安定した方が良かったのかもしれない。

でも、僕にとって大切なのは
「どんな人生を送るかだ」と高校の時に思っていた。

僕は、勉強は本来とても興味深いものだという先生と出会わなかったし、
僕が出会った先生は、大学へ行きたければこれを暗記しろという感じだ。
それに、なりたい職業もない、大学で勉強も特にしたくない。

どうすりゃいい人生おくれんだろうか?

それでも僕は、就職しない為に「大学へ」と都合のいい言い訳で行くつもりだった。
受からなかったけどね。

僕は小さい頃から、やりたいことがたくさんあった。
一緒にやろうよって近くにいる人に声をかけたけど、
僕の言ってることは突拍子で付いて行けないって。
自分にとって面白いはずなんだけどなぁって思うことは、
たいていの人にとっては突拍子なことに思われる。

高校の時もそうだった。
野球部だった僕は、
ある日練習をしない部員に「甲子園行きたくないんか?」って言うと、
部員は大声で笑い出した。

「おまえ本気で言ってるの?」って。

僕は高校2年になる前に小学校3年から始めた野球をやめた。

僕は努力は報われると思っている。
どんなに才能がなくても、一生懸命であるのはかっこいいと思う。

本当は甲子園に行けなくてもかまわなかったのかもしれない、
無我夢中でバットを振っているのがいい気分だったし、
馬鹿みたいに筋トレをやっているのは目標があるからで、
それに向かっていられればそれでよかった。

目標はシンプルで、そこに一緒にやれる仲間がいれば最高だ。
メインストリーム協会にはその両方がある。
目標は障害者の自立、一緒にやれる仲間もいる、
変なやつばっかりだけど、同じ目標を持ってる。

僕は、野球を一緒にやりたかった仲間がいなくて大好きな野球は辞めてしまったけど、
当時、メインストリームが企画していた「障害者甲子園」という大会に参加した。
同じ甲子園だから笑える。

しかし今度は同じ目標を持った仲間がいて、
突拍子もないことを誰も躊躇しないで、どんどんやってのける。

高校の時にはブルーハーツをよく聞いていた。
「少年の声は風に消されても、まちがっちゃいない」って歌詞がある。
そう、本当に僕たちの声は風に消されてしまうかもしれないけど、間違ってない。

最近はThe Clashをよく聞く「I fought the law」って曲があるけど、
今はまさにそれ、突拍子もない。
「I fought the law and low won」たくさん法律に負ける。
でも、やっぱり間違ったことは言ってない。

ここなら僕はやっていける。
そう感じてここにきたんだ。